呼吸と姿勢(3)|身近に健康を!横須賀市さたけ接骨院㉒
胸式呼吸というのはその名の通り胸の部分で行われている呼吸です。
その胸の部分は胸郭と言われ、背骨、肋骨、胸骨、肋骨と肋骨の間にある筋肉から構成されます。鳥かごみたいな感じですね。
心臓や肺など内臓を守るのと呼吸運動をするためにあります。
肋骨と肋骨の間にある筋肉は外肋間筋と内肋間筋があり、息を吸うと外肋間筋、吐くと内肋間筋が働きます。
日頃、無意識で行う呼吸、息を吸う時は横隔膜と外肋間筋が収縮しています。この2つの筋肉が緩むことで息を吐いています。
まとめると、体幹(胴体)は胸郭の中の胸腔、お腹の腹腔に分かれます。
その境は横隔膜となり、胸郭中心の呼吸を胸式呼吸、お腹中心の呼吸を腹式呼吸と言います。
どちらの呼吸にも横隔膜が活躍していて、この横隔膜がしっかり働いていることがポイントになります。
図は胸郭です。
前回と今回で腹式呼吸と胸式呼吸を説明しましたが、どちらが正しくてどちらが重要か・・。
答えはどちらもです!
人間の機能に意味のないものはないですから。
ただ、このバランスが崩れるとまずいんですね。
次回は呼吸のバランスが崩れたらどうなるか説明していきます
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