「いものこ汁知らない！じゃあ、いものこ遠足は！？・・・ないっ(ﾟДﾟ;)」いものこ汁

これはカルチャーショックでした。

いものこ遠足とは小学生が地域ごとに分かれ、それぞれが食材や手順の担当を決め、リヤカーを引きながら広場に集まり、子供たちだけで火をおこし、いものこ汁を作る遠足のことです。

その際、上級生が下級生に色々教えるというのが伝統となっており、その時の6年生は張り切っています。

当時は全国的にある行事だと思っていました。

ところでいものこ汁とは・・

・特徴・・必ずいものこ「里芋」が入っている事。山形の芋煮に似ています。芋煮は牛肉を使いますが、秋田では鶏肉を使う事が多いです。

・味付け・・大体が鶏肉からだしをとり、しょうゆで味付けです。お宅によってはみその所もあります。

・具材・・これもその家庭によって違います。我が家ではいものこ、鶏肉、しらたき、きのこ（なめこや舞茸）、ねぎ、とうふでした。

・思い出・・実家は塗装業だったので、火をおこす道具として、一斗缶に空気穴をあけ毎年作ってました。

秋田県の南部では秋の恒例行事でした。

上の写真は牛肉っぽいので山県の芋煮ですね。